初心者のためのディスカス繁殖講座

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神秘的なディスカスの子育てを体験しませんか。
10月

直接水道水を入れても大丈夫なの?

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本当はそりゃいいわけありません。。。でもわずかな世話だけで飼育するのにこれだけは譲れないのです。ディスカスには大変申し訳ないけど、一週間に一回は水換えするから、あんたたちもがんばってね、なんて感じでやってます。(笑)

注意点としては、水槽内の三分の一位残ってる水にハイポを十分に溶かしておくこと。
夏場は水道のカルキの濃度が高くなるようで、特に十分気をつける必要があるかと。
冬場は、水の温度に注意、少し高い方がよいかな。
水道水を直接入れると、魚体の表面のぬめりが取れるような感じになります。魚たちはちょっと痛そうでかわいそうですが、時間が経てば戻ります。魚体へのストレスの目安にもなるので、この状態の様子を見ながら進めます。
これも慣れが大切でしょうか。新しい個体は慣れるまで様子を見ながらやってみる必要がありますね。

 

新しい個体導入で気をつけること

水槽内で伝染病が蔓延し全滅!
これ、熱帯魚飼育で最大の悲劇です。

この最も多い要因が新しい個体が病原菌を持ち込んでしまう場合です。
よく十分に薬浴でトリートメントしてから水槽に入れるようにとありますが、まあ、ツッこみさせて頂くと、それは購入元のお店でやってくれよ、と言いたいところです。更に国内繁殖品ならば、既に未知の病原菌は持っていないはずで、購入元の水槽で元気にそれまで成長したわけですから。
では薬浴トリートメントは必要かというと、やっぱり必要と思います。魚にとって移動とは、大変なストレスで体力の消耗激しく、ストレスピーク状態なわけです。そのとき、ものすごく悪い環境で、ウイルスが飛んでいる場所に居たら、あなただって体調を壊しますよね。海外旅行で無理して、慣れない食べもの、飲み水でお腹壊して、風邪まで引いてしまったなんてのに似ているかな。
新しい個体導入で気をつけることは、薄めの薬浴と、少し高めの水温、十分にろ過が働いている快適な水質の状態で、必須は小さな別水槽で他の個体からのストレスも避けるためその個体のみで1~2週間落ち着かせます。そして、この水槽側に他の個体を移して、段々と共同生活に慣れさす、という感じです。
エサも最も食べやすい赤虫やブラインシュリンプなどを与え、まず新しい環境でもエサを食べるようにします。ハンバーグを食べるのはそれからでも遅くありません。
やっぱりディスカスって、人間に似た面倒かかる生き物ですね。めんどくさ~。ストレス耐性つけてたくましく生きたいなあ。

病原菌は水草からも持ち込まれるのでこれも要注意ですぞ~。

エサは凍ったままあげて良いのかな?

ディスカス飼育Q&Aみたいになってきたなあ~。

タイトルの内容、これも最初、初心者を悩ますことです。
結論から言うと、
OK です。
ただし一つ注意点は、すぐに融けるように包丁で細かく切って置くこと。特にハンバーグは、1mm 角の大きさに全て切って融ける前にすぐにジプロックの袋に入れ、冷凍保存しておきます。(一粒一粒独立した冷凍粗引きひき肉状態みたいな感じに)
そうすれば毎回、エサやり時にいちいち切らずに直ぐにあげられます。これを大き目のスプーンなどですくってあげます。アカムシ、ブラインシュリンプもキュービック状のやつはそのままポンしてOKかと。
稚魚の体着のとき、最初のベビーブラインシュリンプをスポイトで吹き掛けるときはさすがに溶かしてあげますが。。。