ディスカスの飼育本などには、30℃以上の高温飼育が適している、とよく書かれています。本当にそうなのでしょうか。
たしかに高温で飼育すると新陳代謝が活発になるのか、エサ食いもよく元気そうです。でも、デメリットもありそうです。
幼魚から若魚への成長時に、例えば。。。
・成長が早いため頻繁にエサをやらなければ、絶えずお腹を空かした状態でイライラしている(本当?) そのため、飼育者が朝と夜しかエサを与えられない場合は、成長に見合うだけのエサを食べることができず、不足状態となり、十分に効果があがらないのでは?
・水質が酸性に傾くスピードが速い。そのため、一週間に1~2回の水換えではpHショックのリスクが高くなる。
・成長が早い=寿命が早くなるのでは。。。?(これも本当?)
・活発になる分、混雑している水槽では酸欠になりやすい。十分なエアレーションが必要かと。
要は、頻繁にこまめに面倒が見れる人は飼育温度を上げてもよい、頻繁にこまめに面倒が見れない人は飼育温度を上げてはいけない、ということになるのではと思うのです。
当サイトは、休日のわずかな世話だけでディスカス繁殖成功を目指すサイトですので、おすすめは後者になってしまいますう。。。
高温飼育したらもっと早く成長したのかもしれませんが、30℃以下の飼育温度でも十分に大きく成長すると思いますよ。