水槽内で伝染病が蔓延し全滅!
これ、熱帯魚飼育で最大の悲劇です。
この最も多い要因が新しい個体が病原菌を持ち込んでしまう場合です。
よく十分に薬浴でトリートメントしてから水槽に入れるようにとありますが、まあ、ツッこみさせて頂くと、それは購入元のお店でやってくれよ、と言いたいところです。更に国内繁殖品ならば、既に未知の病原菌は持っていないはずで、購入元の水槽で元気にそれまで成長したわけですから。
では薬浴トリートメントは必要かというと、やっぱり必要と思います。魚にとって移動とは、大変なストレスで体力の消耗激しく、ストレスピーク状態なわけです。そのとき、ものすごく悪い環境で、ウイルスが飛んでいる場所に居たら、あなただって体調を壊しますよね。海外旅行で無理して、慣れない食べもの、飲み水でお腹壊して、風邪まで引いてしまったなんてのに似ているかな。
新しい個体導入で気をつけることは、薄めの薬浴と、少し高めの水温、十分にろ過が働いている快適な水質の状態で、必須は小さな別水槽で他の個体からのストレスも避けるためその個体のみで1~2週間落ち着かせます。そして、この水槽側に他の個体を移して、段々と共同生活に慣れさす、という感じです。
エサも最も食べやすい赤虫やブラインシュリンプなどを与え、まず新しい環境でもエサを食べるようにします。ハンバーグを食べるのはそれからでも遅くありません。
やっぱりディスカスって、人間に似た面倒かかる生き物ですね。めんどくさ~。ストレス耐性つけてたくましく生きたいなあ。
病原菌は水草からも持ち込まれるのでこれも要注意ですぞ~。
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