長らく更新をサボっております。。。。スミマセン
再び我が飼育熱を復活させるべく、昔の子育て中の写真をアップしてみました。。
稚魚が穴に落ちないように割り箸を突っ込んでおります。
ディスカスの稚魚ってよく見ると面白い顔してますねえ。くちびるがいかりや長介みたい(笑)
水換えのとき、つい一生懸命やってしまうのがフィルターの掃除。管理人の経験だけですが、これを一生懸命やってしまうほどディスカスの調子が悪くなるような気がします。もちろん、詰まるほどゴミが溜まるのはよくないのですが、感じとしては気が付いたときに ’テキトーにフィルターを絞るだけ’ くらいがいいみたい。
どうもこのフィルターに目に見えない水の汚れを綺麗にしてくれるバクテリアなるものが住んでくれるそうで、それがよく働くとディスカスたちの調子が良くなるようです。
潔癖症だと、どうしてもこのフィルターもきれいにしてしまいたくなりますが、ここだけはわざと ’テキトー’位がよろしいかと。
簡単に言うと、’水換えはこまめ、フィルター掃除はテキトー’ が秘訣です。
人間もディスカス飼育も見た目で判断してはいけない、と言えるかな(笑?)
本当はそりゃいいわけありません。。。でもわずかな世話だけで飼育するのにこれだけは譲れないのです。ディスカスには大変申し訳ないけど、一週間に一回は水換えするから、あんたたちもがんばってね、なんて感じでやってます。(笑)
注意点としては、水槽内の三分の一位残ってる水にハイポを十分に溶かしておくこと。
夏場は水道のカルキの濃度が高くなるようで、特に十分気をつける必要があるかと。
冬場は、水の温度に注意、少し高い方がよいかな。
水道水を直接入れると、魚体の表面のぬめりが取れるような感じになります。魚たちはちょっと痛そうでかわいそうですが、時間が経てば戻ります。魚体へのストレスの目安にもなるので、この状態の様子を見ながら進めます。
これも慣れが大切でしょうか。新しい個体は慣れるまで様子を見ながらやってみる必要がありますね。
水槽内で伝染病が蔓延し全滅!
これ、熱帯魚飼育で最大の悲劇です。
この最も多い要因が新しい個体が病原菌を持ち込んでしまう場合です。
よく十分に薬浴でトリートメントしてから水槽に入れるようにとありますが、まあ、ツッこみさせて頂くと、それは購入元のお店でやってくれよ、と言いたいところです。更に国内繁殖品ならば、既に未知の病原菌は持っていないはずで、購入元の水槽で元気にそれまで成長したわけですから。
では薬浴トリートメントは必要かというと、やっぱり必要と思います。魚にとって移動とは、大変なストレスで体力の消耗激しく、ストレスピーク状態なわけです。そのとき、ものすごく悪い環境で、ウイルスが飛んでいる場所に居たら、あなただって体調を壊しますよね。海外旅行で無理して、慣れない食べもの、飲み水でお腹壊して、風邪まで引いてしまったなんてのに似ているかな。
新しい個体導入で気をつけることは、薄めの薬浴と、少し高めの水温、十分にろ過が働いている快適な水質の状態で、必須は小さな別水槽で他の個体からのストレスも避けるためその個体のみで1~2週間落ち着かせます。そして、この水槽側に他の個体を移して、段々と共同生活に慣れさす、という感じです。
エサも最も食べやすい赤虫やブラインシュリンプなどを与え、まず新しい環境でもエサを食べるようにします。ハンバーグを食べるのはそれからでも遅くありません。
やっぱりディスカスって、人間に似た面倒かかる生き物ですね。めんどくさ~。ストレス耐性つけてたくましく生きたいなあ。
病原菌は水草からも持ち込まれるのでこれも要注意ですぞ~。
ディスカス飼育Q&Aみたいになってきたなあ~。
タイトルの内容、これも最初、初心者を悩ますことです。
結論から言うと、
OK です。
ただし一つ注意点は、すぐに融けるように包丁で細かく切って置くこと。特にハンバーグは、1mm 角の大きさに全て切って融ける前にすぐにジプロックの袋に入れ、冷凍保存しておきます。(一粒一粒独立した冷凍粗引きひき肉状態みたいな感じに)
そうすれば毎回、エサやり時にいちいち切らずに直ぐにあげられます。これを大き目のスプーンなどですくってあげます。アカムシ、ブラインシュリンプもキュービック状のやつはそのままポンしてOKかと。
稚魚の体着のとき、最初のベビーブラインシュリンプをスポイトで吹き掛けるときはさすがに溶かしてあげますが。。。
ディスカスの飼育本などには、30℃以上の高温飼育が適している、とよく書かれています。本当にそうなのでしょうか。
たしかに高温で飼育すると新陳代謝が活発になるのか、エサ食いもよく元気そうです。でも、デメリットもありそうです。
幼魚から若魚への成長時に、例えば。。。
・成長が早いため頻繁にエサをやらなければ、絶えずお腹を空かした状態でイライラしている(本当?) そのため、飼育者が朝と夜しかエサを与えられない場合は、成長に見合うだけのエサを食べることができず、不足状態となり、十分に効果があがらないのでは?
・水質が酸性に傾くスピードが速い。そのため、一週間に1~2回の水換えではpHショックのリスクが高くなる。
・成長が早い=寿命が早くなるのでは。。。?(これも本当?)
・活発になる分、混雑している水槽では酸欠になりやすい。十分なエアレーションが必要かと。
要は、頻繁にこまめに面倒が見れる人は飼育温度を上げてもよい、頻繁にこまめに面倒が見れない人は飼育温度を上げてはいけない、ということになるのではと思うのです。
当サイトは、休日のわずかな世話だけでディスカス繁殖成功を目指すサイトですので、おすすめは後者になってしまいますう。。。
高温飼育したらもっと早く成長したのかもしれませんが、30℃以下の飼育温度でも十分に大きく成長すると思いますよ。
前回の続きのお話を。。。
親魚のレッドスポットって、仔にどのくらい遺伝するのでしょうか?
オス親のワイルドグリーンディスカスは体表面積で半分位のレッドスポットの発現率でした。
下の写真は全て同じときに産まれた個体です。
黄色地に三分の一位のレッドスポットが発現している個体。仔の中でも特に異彩を放っていた個体です。もっとも気に入った個体でした。オークションで高額で販売できましたよ。
緑地に全身レッドスポットの個体。基本的にはこのような色彩が一番人気があるかと。数匹取れました。
半分黄色地、半分緑地のベースに、全身レッドスポットが出そうな固体。結局、このあたりの個体が最も多かったです。
素晴らしい色彩ですが、ほんの僅かしかレッドスポットが出なかった固体。
同じ腹の仔でも様々な色彩の個体が取れて、どの個体も個性を放っていました。多分、雄親と雌親の血が離れていたからだと思います。
仔のひとつひとつが、親と全く同じ個体にはならないのがとても面白いですね。人間も同じかな(笑)。
タイトルがなんのことやら???
ワイルドグリーンディスカスは、レッドスポットと呼ばれる体表に赤いスポットがたくさんある方が人気があります。繁殖用の親候補として若魚を購入するとき、できればこのレッドスポットがたくさんある若魚を買いたいと思うところ。。。
管理人が以前購入した個体から、どのような個体を購入すれば、レッドスポットが出る可能性が高いか考察してみます。
この写真から分かることは、
・シミのような斑点は、将来レッドスポットになる可能性あり。
・薄くボケた色彩の部分はレッドスポットができない可能性あり。
ただ、この親魚のレッドスポットの数が全ての仔に引き継がれる訳でもないのがおもしろいところ。
この内容は次回アップいたします。。。。
ディスカス繁殖成功最大のハードルは、産卵後の食卵せず孵化させること、そして、稚魚を食べずに体着に成功させること、この二つだと思います。
この中で食卵を防ぎ、体着するコツは。。。。。うーん。
親の慣れ、これが最大だと思います。
若魚で入手した親魚候補が、繁殖できる大きさになり、産卵、放精ができるようになってから、多分半年は食卵と稚魚を食べ続け、失敗するのではないかと。管理人も初めて繁殖を成功させるまで、30~40回は卵と稚魚を食べ続けられました。。。。そう、未熟な若親の至りとでもいいましょうか。。
この時期をを早く終わらせ早く慣れさせるには、水槽のタオル巻き等で刺激のない環境を作ってやることが最も大切で、飼育者はこれしかできないかもしてません。
一度成功すると、もうあまり失敗しなくなり、次々に産卵して、どんどんうまく育ててしまうので、これも困ったものです。。
みなさんの成功を祈ります。。。
先日、以前繁殖の残り最後の個体が死んでしまいました。エラが曲がった小さな個体なので参考にはならないかも知れませんが、約6年生きましたね。どこも病気になった様子はなく、いわゆる老衰(?) 弱りながら逝きましたので、寿命を全うしたんじゃないかなと思います。ディスカスの一般的な寿命ってこんなものでしょうか?大きくより良い個体ならもう少し生きるのかなあ?やっとこさ、また新しい個体を買い始めようかな?